人生道中膝栗毛

料理を作るのが好きな主夫みたいな体育学部の大学生です。

声と肥

“こえ”という漢字は


「声」という字もあるし
「肥」という字もある

 

肥という漢字は

肥料という字に用いられる

 

肥料は植物が育つ時に
人間が施す栄養分

 

声も時として

人に栄養を与える肥料となる

 

「ありがとう」
「頑張ってね」

 

人に元気を与える肥料は声

 

そういう意味で私はいつも
声=肥料

だと考えている

 

しかし時として悪口や陰口を
吐いてしまうこともある

 

吐くのはいつも口であり声だ

 

声は諸刃の刃

 

人に元気を与えるのも
人に不幸を与えることもできる

 

私は8月の初めに
頭にきたことがあり
暴言を吐いた

 

終いには耐えられずに
車の中で1人で怒鳴った

 

言っても治らないから
もうずっと黙っていたら

それが自分の中で爆発した


そのせいで喉を壊してしまった

 

次の日から実家に1週間帰ったのだが

声はかすれ声で話すものキツイ

 

挙げ句の果てに声が
出なくなってしまった

 

声が出ないというのは
想像以上に辛い

 

誰かに伝える手段が奪われ
筆談をしても感情が伝えられない

この時に声は大事だと改めて感じた

 

声で
人を笑顔にも
泣顔にもさせられる

 

それを使って
人を傷つけてしまっていた

 

そして自分も後悔をした

 

せっかく声を使うのなら
良い言葉をポジティブな言葉を
使っていきたい

 

もちろん人だから
ネガティブな事も
考えてしまう事もある

 

思うのは自由
ただそれは声には出さないこと

 

吐いたツバは飲み込めないのだから

 

辛い経験が出来て良かった
もう2度としたくない

何事も経験だ

 

ではでは