人生道中膝栗毛

料理を作るのが好きな主夫みたいな体育学部の大学生です。

夜明け

理想と現実

理想と現実の距離は人それぞれ。

こうなりたい、こういう人間になりたい。そう考えるのは個々の自由である。

勿論、私にも理想がある。海外で英語を使ってスポーツや学術研究。アスリートのサポートなどもしてみたい。そして、結婚して夫婦円満、家庭円満になれば最高だ。

飽くまで、現時点での考え。もしかしたら数年後は、違う道に進んでいるかもしれない。

しかし今、その理想を現実になる、という言い方は適切かどうかは分からないが、現実に近づける為の努力はしているのだろうか?

このQuestionはYes or Noの二択ならば、Noだ。

ただ漠然と時間を過ごし、気がつけば太陽は地に沈み、また違う国を照らしている。そんな日々を過ごしている。

いずれ時が来れば、就職があるという事への危機感がない気がする。いつまでも学生気分でいるつもりだろう。

そう自分を客観的に見ている。そして、たまに理想と現実との差を感じ、虚無になる。しかし、またそれを繰り返す。そんな生活がここ最近続いている。

その様子をどこかで悲観しているリトル・ピープルがいる。

その私を悲観している私を、村上春樹の作品に出てくる、‘リトル・ピープル’という彼の造語を使ってそう呼んでいる。

話がそれてしまった。戻そう。

理想を現実とする為の努力をコツコツと積み重ねなくてはいけない。

そのコツコツと積み重ねる努力を養う努力。それが今の私に足りないもの。

それを身につけて見る世界はまた違うものなのだろうか。私には分からないが、理想には近づけられるのかなと思う。

さぁ、次のステップに向かって今日も歩く。世界の夜明けはまだ先のようだ。