平成から令和へ
1つの時代が幕を閉じ、そして新たな時代が幕を開けた。
この地球上で新しい時代が来たと思っているのは、
日本人だけだろう。
それだけ日本人にとって元号が変わる、
天皇が変わるというのは大きいのだ。
予告されていただけに平成を一層名残惜しく感じる。
が公布されたのが平成29年6月16日。
もうその時には既に新時代の足音が聞こえ始めていた。
当時大学一年生だった私は、まだ先のことのように思っていた。
けれど、今こうして考えると2年というのは早かった。
父親は平成元年の時は19歳。
私は令和元年で21歳。
昭和から平成になった時に大学生だった父親。
平成から令和になった時に私は大学生。
30年というのも意外とあっという間なのかなと思うと、
人生というのは儚いものだなとしみじみ感じる。
普段は感傷的にならないが、たまには良いだろうと思い、
布団の中でこれまでの記憶を辿っていった。
私が生まれたのは平成10年。
今から21年前。その間に私は何千人という人出会ってきた。
同時に曽祖母を2人、祖父を2人、伯父を1人を亡くした。
得たものもあれば、失ったものもある。
それを教えてくれた時代だったなぁと。
昔、「出会いは別れの始まり」と、
小学2年生の時に教育実習生の人が言っていた。
いつ思い出しても納得する言葉。
ありがとう平成。
ようこそ令和。
上向いて勇んで行こう。
ではでは。