人生道中膝栗毛

料理を作るのが好きな主夫みたいな体育学部の大学生です。

脱衝動買い

欲しい欲しい病

 

小さい頃から祖母に言われてきた。

何をもらっても満足せず、更に欲しいとねだる。

 

大学1年や2年の時もお金が入れば、

すぐに何万もする電化製品を買ってきた。

 

そんな私がクレジットカードを持った大学2年の夏、

衝動買いの嵐が起きると誰もが思った。

(私を含めて)

 

案の定、最初の頃は色々買って、

月末に何万、時には何十万と引落された。

 

そうすると、バイトとかで貯まったお金が、

すぐに消えてなんだかつまらないなと早々から思い始めた。

 

けれども、クレジットカードを持ち歩いて使うと、

お金を気にせず、買いまくってしまう。

 

故に私は、普段クレジットカードを持ち歩かないようにした。

取られるのが怖いのもあるが、それ以上に使いまくるのが怖い。

 

ではどの時に使うのか。

 

航空券やサプリメントなど、

ネットで買い物をする時にしか使わない。

 

そうすることで衝動買いを減らすようにした。

 

また、欲しいと思ったものでもすぐには買わずに、

3ヶ月間放置して、3ヶ月後にもう一度見た時に、

欲しいと思ったら買うようにしている。

 

基本的に3ヶ月もしたら他に欲しいものができるし、

他の欲しいものと前から欲しいものを天秤に掛けてしまった方が、

衝動買いを大幅に減らすことができるから。

 

そもそも、この普段からクレジットカードを使わないことや、

3ヶ月間放置するという考え方は父親が昔から私に提案していたことなのだ。

 

小さい頃、欲しいものがあれば、

「すぐに欲しい、今すぐ欲しい、善は急げだ。」

と何かに取り憑かれたかのように言っていた。

 

それに対して父親は、

「3ヶ月前に欲しいと言ったもの覚えている?」

と言った。

 

勿論、衝動的なことであるから覚えていない。

 

「3ヶ月もしたら見向きもしないものを買っても仕方ないだろう。」

そう父親は言った。

 

あの時は心底恨んだが(自分の想い通りにいかなかったから。)、

今は腑に落ちている。

 

こう考えると、私もまだまだ子供だなと思う。

そんな私も今年で21歳。

 

ではでは。