注意されるうちが花
「人に迷惑かけるなよ〜」
どっかに友達と出かけたり
学校へ行く時に私に父が言っていた言葉
小さい頃は何を言っているねんと思っていたが
この年になってきてようやくその言葉の意味がわかってきた
マックなどの店でべちゃくちゃ大声で喋る中学生
夜のジョイフルでギャーギャー喋る奥様方
塾で自暴自棄になって他の生徒の邪魔をする学生…
全て私がその場に居合わせたことなのだが
全部私がイラッとしたことだ
その時にハッと
これが人に迷惑をかけるということなのだ
と初めて分かった
そしてみんな、人に迷惑をかけていることに気がついていない
可哀想なことだ、周りは白い目で見ているというのに
無意識とは怖いものだ
学生とかならまだ誰かに注意されて素直に治すだろう
ただ主婦や大人になると注意するとトラブルになりかねない
故に誰にも言われることなく恥ずかしい大人という目で見られるのだ
だからこそ注意されるうちが花だと言われる
注意しても変わらないと思われたら誰も注意しないのだ
私自身、何度注意しても変わらない人にはもう注意はしないし
そういう人なんだろうなという目で見ている
ただ私も人を注意する以上、あなたも変わらないでしょうと
後ろ指を刺されないようにしないといけないとは普段から考えている
意外と自分のことを一番よく分かっていないのは自分なもの
だからこそ常に自分自身も客観的に見ていないといけない
人の振り見て我が振り直して日頃を邁進していきたい
ではでは