人生道中膝栗毛

料理を作るのが好きな主夫みたいな体育学部の大学生です。

離れて見えるもの

柔道部を辞めて早1ヶ月が経った。

 

私が辞めても柔道部は変わらず毎日稽古が行われている。

 

至極当然のこと。

人が死んでも社会は何もなかったかのように動く。

それと同じ。

 

部員が稽古をしている時間、私は別の場所で色んな人と会ってきた。

この1ヶ月で50人ぐらいの知り合いができた。

 

バイト先の人や、地域の柔道クラブのちびっ子や道場の先生。

そして小さくではあるがメディアの人とも繋がりができた。

 

学内なら、数人の教授と繋がりができた。

そして関わっていくうちに知ったことではあるが、

 

どうやらここの柔道部はパンドラの箱のようなものらしい。

 

故に柔道部の監督のことをよく思わない人間が数名いる。

学生が思っている以上に。

 

私は部内にいて色々とそれを間近で見てきた人間であるが故に、

その監督を大学から追い出したい人間が私を利用しようとしてくる。

 

ほとんどは監督と同じ武道系の人間が多い。

 

ここでハッキリ言っておく。

 

武道をする人間は、確かに博識な人間はいる。

けれども、それはごく僅か。

 

体育会系のタテ社会で生きてきた人間で、かつ年配の教授は

ほとんどプライドが高く、無知だ。

 

彼らにとって監督が生意気だから、

何かと言い訳をつけて消したいだけだなと悟った。

 

監督と似た者同士なのだ。

 

武道だけでしか生きてこなかったから、

こうなってしまったのだろうなと感じる。

 

時代の残党とも言うべきか。

 

私も武道だけで生きていたらこんな風になっているかもしれない。

 

ある意味自分を見つめ直すいい機会だろう。

 

ではでは。