恐怖比例
他人の弱味を握れば握るほど、
他人はどんどん避けていく。
どれだけ甘い言葉をかけていても、
恐怖が上回れば無意味。
私自身、あまり性格が穏やかではなかったので、
これまで色々と損をしたり傷ついてきた。
一番傷ついたのは高校時代、好きな子に告白しようとした時、
開口一番に彼女は私に即座に謝った。
校舎裏に来てと伝える時、私が緊張しすぎて顔が怖かったらしく、
キレていると思われたのだった。
結局フラれたわけだが、それ以上にそう思われたのがショックだった。
無論、今となっては笑い話になるのだが。(笑)
その時、どうすればそう思われないかを
考えればよかったのだが、考えずに時が経った。
結果あれから4年経ったが一向に変わらなかった。
相変わらず周りに怖がられている存在であった。
気づいたら、柔道部員の弱味を握っていた。
時には色んな人脈を使って握ったこともあった。
というのも大学2年の時に私のアキレス腱を柔道部員に知られていた為、
私としても他人の弱味を見つけるべく、時にはカラオケの店員、
マックの店員をしている友達にリサーチして弱味を探した。
あの時はもうシーソーゲームみたいな状態になっていた。
そんなこともあり、色々と怖がられる存在になった。
ここ最近そんな人間じゃ誰もついてこないよなと思い始めた。
表で仲良くしていても裏では嫌っているようではつまらない。
来るもの拒まず、去るもの追わず。
何が起きても笑顔で受け入れたい。
ではでは。