人生道中膝栗毛

料理を作るのが好きな主夫みたいな体育学部の大学生です。

井の中の蛙

恋は盲目だというが、

過信も盲目だろう。

 

得意と思って天狗となっていた鼻を

一瞬で切り落とされてしまった。

 

というのも、私は英語ができるとずっと思っていた。

 

大学入試で英語をかなり勉強したので、

今でも英語の文章はある程度は理解できるし、

何を言っているのか理解もできる。

 

故に私は英語は得意なのだと今まで思っていた。

 

だがそれが昨日、一気に崩れ去った。

 

昨日、大学で市民の方と英語で交流をする

英会話教室に初めて参加した。

 

最初は色んな人とすぐ仲良くできるだろうと思っていた。

だが、現実はそう甘くはなかった。

 

人が言っていることを聞き取れはするものの、

自分が何を言えば良いのか、そもそも英語でこれを何というのかが

全く分からなかたった。

 

何とかしてコミュニケーションを取ろうと試みるのだが、

そもそも、挨拶の時点でのやり取りが全く分からない。

 

そうしているうちに輪に中々入れずに、立ちすくんでしまった。

 

エアコンが効いている部屋なのに、

どうしようと焦ってしまい身体中が汗でビショ濡れ。

 

色んな人が話しかけてはくれるが会話を続けられない。

だから人は去っていく。

 

日本語なら会話を広げられるのに…

と自分の実力の無さを恨んだ。

 

いつものなら経験だと思って勉強するという姿勢で居られるのだが、

この時ばかりは来るのではなかったと思った。

 

その時に英語の先生が私のところに来てくれて、

先生とたまたま来ていた私の友達と3人で英会話をした。

 

この時に私の英語は、文章とかだと使えるけど、

英会話になると全く使えないことに痛感した。

 

センターで英語の点数はそこそこ良かったし、

英語は好きだったから英語ができると勘違いしていたが、

結局その英語を使ってコミュニケーションを取れなかったら意味がない。

 

何事も勉強。

出来ないことは恥ずかしくない。

このまま放っておくことが恥ずかしいことだ。

 

今日から英会話できるように訓練。

明日やろうはやらない。

 

ではでは。