人生道中膝栗毛

料理を作るのが好きな主夫みたいな体育学部の大学生です。

笑うのは大人の余裕

大人になったこともあり、

他人とケンカということをしなくなった。

 

昔は血気盛んで、火の無いところに煙を立たせていたが、

今はもう争うことが何もメリットがないことが分かってきたので、

大人しくしてきた。

 

そもそもケンカを売ってくる人間が、

大学にいないというのもある。

 

そんなある時、塾で不良少年っぽい生徒さんが、

私にワザとぶつかってケンカを売ってきた。

 

多分、そうやって中学校でも先生方にケンカを売っているのだろう。

 

ここで私が怒っても仕方ないし、そもそも今は塾だ。

周りには生徒さんが自習しているし、私は見られている。

 

カッとなっても相手の思う壺。

なので取るべき最善の策として神様目線になった。

 

神様目線とは何か。

 

そもそも相手にしない。

同じ土俵にいないと思えばどうということはない。

 

そして、まだまだ若いなぁと言って私は笑顔で遇らった。

それ以降絡んでこなくなった。

 

その事を後から考えて、

私は少し分かったことがある。

 

それは、

人の心の広さは水を入れる容器と同じだと。

 

もし赤色のインクを海に垂らすとしよう。

すると赤色のインクは消えて無くなる。

 

けれどもこれがコップに垂らすと、

たちまち赤色に染まってしまう。

 

人の心も同じ。

広い心を持つことは大人の余裕につながるのだ。

 

余裕を相手に見せる簡単な方法は、

私は笑うことだと思う。

 

柔道の練習でも、しんどい時こそ笑うようにしていた。

相手もしんどいのだから少しでも相手に余裕を見せてやる。

そうすると心理的な部分で上をいく。

 

それを私はうっかり先輩にやってしまって、

手を抜いてると思われて、投げられてしまった。

 

やる相手には注意をしたほうがいい。

 

ではでは。