死ぬこと以外かすり傷
「ミスっても良いじゃない,死ぬ訳じゃないのだから」
私は友人などによくこのセリフを口にする.
そりゃあ,あなたが殺し屋で誰かを狙撃しなくてはならないとかだったら話は別だけど,そんな状況はまずない.(そもそも失敗することにビビっている様だったら殺し屋失格だろう)
別にミスっていいのよ.小さなミスをしておけば後から
ここはよく間違えていたから注意しよう
前,この人にこの事を言ったら不快な顔をされたから避けよう
などといった対策も直感的に考えられるようになる.
大学入試の赤本なんかは良い例だ.
センターの赤本は過去何十年分の問題が掲載されている.それを解いていれば次第に,自分の得意なところ,苦手なところが見えてきてそれを元に時間配分とかを組んでいったり,苦手な問題を何度も何度もやる事でミスをする部分などが見えてくる.
(ちなみにあの本の弱点としたら,傾向がガラリと変わったときに焦る事と古文で紫式部の”源氏物語”が出ないって言われて出ることぐらいだろう.あと,夏目漱石の”こころ”は絶対に出ないと思う.)
おい早乙女,あんたはどうなんだい
こういう私も以前は失敗することを恐れていた.それは他人からの指摘されるのが嫌だということと,プライドがとてつもなく高かったから.
自分の決めた人以外の発言には耳も傾けないし,自分の言動と発言には自信を持っていた.(過信)その発言に対して,指摘された場合,自分の自信が無くなり,失敗したくないためにあまり人と関わるのが嫌になった時期があった.
そうすると次第に一匹狼となり,友達とかの情報は過疎化していった.
その時に『変なプライドは捨てないと損をする』と実感した.
どうして失敗を恐れるのか
日本には「恥の文化」と言われるものがあり,それは世間体や他人の視線を気にする.
それ故に周りの評価を気にするから目立ったりせずに平均,つまり周りと同じように過そうとする.
仮に失敗した場合,誰かに陰口とかで言われることを嫌って行動しないということがある.
でも実際のところ,陰口とか言ってる人はどこかで言われてるし,3ヶ月もしたらみんな忘れている.
結論
取り返しのつかないことなら別だけれども,実際はそんなに失敗しても問題ないことがほとんど.だから告白して失敗しても死にたいなんか思う必要ないし,それも経験.
- ミスをしたって良い
- 変なプライドは持たない
- 若い時にたくさん失敗しなさい
- 若い時に色々経験しなさい
- 金をくれ!間違えた
- 陰口は3ヶ月も経てば忘れている
-
ではでは.