続けるのは簡単。辞めることは難しい。
日本では
1つのことを続けること
=継続力があると思われる。
果たしてそうだろうか。
僕は、
続けることより、
辞める方が何十倍も難しいと思う。
これは僕が辞めるときに強く感じた。
今までスポーツなんてろくにできなくて、
球技はカナヅチでもう大嫌いだった僕に、
唯一楽しいと思えたのが柔道だった。
柔道の強豪中学を出て、
高校では県大会で番狂わせを起こすダークホース的な存在。
(自分でそれを言うか)
高校柔道では良い感じだったし、
大学でもいけるなと思い、
当たり前のように入部した。
入部するときには
特にエネルギーなんていらなかった。
しかしいざ柔道を辞めるとなると、
相当なエネルギーを要したし、
何せ周りの反対がものすごかった。
それでも、
こんなつまらない環境に身を置くくらいなら、
辞めてもっと違うことにエネルギーを注ぎたいと思った。
その結果、
今の自分がいる。
あの時、
何が何でもここから抜けて環境を変えてやると。
もう走り出した列車は止まらなかった。
そして最近やっと思えるようになってきた。
柔道部を辞めたのは英断であったと。
今いるところから見て、
当時の柔道部の同級生の
幼稚ないじり、
見ている世界の狭さ…
悪いところなんてあげても
仕方ないからここでやめる。
彼らと合わないから辞めた。
それだけ。
ここから更にはい上がって、
もっと人生を輝かしてやる。
もっと貪欲に。
もっと謙虚に。